HP Labsが公開した次世代の3D遠隔会議システム「コロシアム」。従来のビデオ会議といえばウェブカメラの映像をそのまま送る単純なものでしたが、Coliseumではモニタに取り付けた5台のカメラで複数の角度から撮影、解析した結果をポリゴンモデルにテクスチャとしてリアルタイムに貼りつけて参加者の3Dアバターを生成しさらに相対位置や視線方向などを考慮して仮想会議室に配置するというもの。



これにより「誰が誰のほうを向いて喋っているか」や細かいジェスチャまで伝わる現実に近いウェブ会議が実現する、とのこと。つまりビデオチャットをリアルタイムアバター生成ポリゴンRPGやFPSのような環境にするシステム。


もうひとつの特徴として、従来のビデオ会議では参加者の分だけビデオストリームを送る必要があったところを、Coliseumではテクスチャの変更点とモデルのデータだけを送信しクライアント側で描画するため比較的少ない帯域しか消費しないということも挙げられています(デモでは616kbps)。

ただしクライアント側での3D描画の負担はやっぱり増えてしまうため、デモでは2-3GHzのデュアルXeonプロセッサ+1-4GBメモリというPCを使って秒間15フレーム程度。まあ会議はともかくオンラインゲームやエンタテインメント分野への応用もおもしろそうです。


[本家Engadget]