リアルターミネーターの出現を懸念もしくは待望する皆さん向けの戦闘ロボニュース。家庭用のお掃除ロボRoombaやハッカー向けのお掃除しないロボCreateで知られるiRobotが、ダートスタンガンのTaserと共同で非殺傷兵器搭載ロボを開発するとのこと。テイザーは電極を打ち込んで数万ボルトの電撃をあたえる有線式スタンガンのような「非殺傷」武器で、各国の治安維持当局に使用されているもの。

iRobotはすでに家庭用のほか産業用・軍用のロボットプラットフォームビジネスを展開しており、ショットガンを搭載した近接戦闘用(というより威力偵察用) ロボiRobot Warriorといったコンセプトも発表しています。テイザー搭載ロボットは軍・警察や警備会社でパトロールや立てこもり犯対策に、あるいは刑務所などでの利用が想定されるもの。

現在のところリモコンで人間が操作する単なる遠隔操作プラットフォームにすぎないものの、最初は「人命優先」のために、次は人件費削減のために自動化されてゆくのは世の必然。命に別状はないんだからいいじゃないかと真っ先に自律パトロール仕様が登場しそうなテイザーロボですが、ターゲットがたまたま心臓に問題を抱えていて撃ったら死んじゃった例、あるいはガソリンを被った犯人にうっかり撃ち込んだらスパークで火だるまになってしまった例(実話)などもあるだけに、「意志を持った殺人ロボ」の有力候補になりそうです。