Googleの地球一すばらしいソフトGoogle Earthがバージョンアップ、4.2βが公開されました。ダウンロードページまたはヘルプ>アップデートをオンラインで確認からダウンロードできます。今回の超!目玉は表示領域がEarthから天球全体に広がったこと。ツールバーにさりげなく追加されている「SkyとEarthの切り替え」アイコンをクリックすると、「現在位置の上空をロード中」のメッセージとともに視界がぐるりと回転して地球上の任意の地点からみた星空を表示できます。

「Sky」モードはEarthとおなじように拡大・縮小・回転・移動のナビゲーションが可能。しかも地球上とおなじくぎっしりとアノテーションが加えられており、たとえば星や銀河の名前、カタログ番号で夜空を検索することさえできます。用意されているデータベース / 天文写真に重ねて表示できるレイヤーはたとえば星座線、星座名、月・惑星とその運動、銀河。さらに地上の名所のように、「銀河の説明」や「星の一生」といったカテゴリでハイパーリンクされた解説ボックスが現れます(「銀河の説明」の英語版名称は「User's Guide to the Galaxy、銀河ユーザーズガイド」)。

たとえば「ハッブル ショーケース」レイヤーでは超星団・活動するブラックホール・重力レンズ・超新星と特殊な星・星団といったカテゴリに大量のハッブル撮影写真が分類されており、クリックすれば地上とおなじように現在の位置から滑らかに移動・ズームして表示されます。つまりポスターに使われるようなハッブル天文写真からズームアウトして、それが相対的にどの位置なのかを確認するようなことも可能。

Earth側に追加された新機能 / 新レイヤーは「特集コンテンツ」の下にある「Gigapxl Photos」。なにかといえばそのままギガピクセル=超高解像度写真。たとえばニューヨークなら、地平線がこう見えるくらいの縮尺で表示されるこの写真を......





こんなところまで拡大可能。いまのところ国内のギガピクセル写真はないようです。Google Earth上の各種プレースマークや場所データをマークアップする言語KMLも2.2にバージョンアップしており、KMLから別のPlaceMarkへのリンク、Gigapxlフォトのように写真をビューアー上で特定の角度に設定する<PhotoOverlay>タグなどが追加されています。

従来から「ゲーム以外で高速なPCと巨大ディスプレイを買わせる決定的ソフト」だったGoogle Earthですが、Skyモード追加で地球一から銀河一くらいにパワーアップを遂げたといっても過言ではありません(ちょっと過言か)。今すぐSpaceNavigatorWiiリモコンを用意してダウンロードをお薦めしますが、星空散策をしているうちに大画面モニタやプロジェクタ、高速なPCが欲しくなる、あるいは高速回線の来ている場所へ移住したくなるかもしれません。

[via OGLE Earth blog + Google Earth Blog]