X PRIZE財団とGoogleのプレスリリースにて、民間による月への無人飛行および探査ロボット着陸を競うコンテストGoogle LUNAR X PRIZEが発表されました。X PRIZEファウンデーションといえば民間によるサブオービタル宇宙飛行コンテストAnsari X PRIZEで有名な非営利団体。

Gooleがタイトルスポンサーとして加わる新たなコンテストGoogle LUNAR X PRIZEは、
  • 民間所有の宇宙機を月面に軟着陸させ、
  • 月面探査車(ローバー)により500メートル以上を探査し
  • 動画・画像・データ1ギガバイト以上を地球に送信
したチームに対して、優勝賞金2000万ドル・次席500万ドルが贈られるというもの。期限は2014年12月31日まで。2012年12月31日までに達成した場合は2000万ドル、それ以降2014年までは1500万ドルの賞金が贈られます。また、月面を5000メートル以上移動する、水の氷を発見する、アポロなどが残した人工物を撮影する、月面の夜に耐えるといった特殊な条件を満たした場合はさらに特別賞も用意。

月面探査車には動画・静止画カメラが搭載され、(ほぼ)リアルタイムの中継はGoogleのサイトで視聴できることになります。詳しくは日本語によるプレスリリースを参照。また今週末にかけて開催中のWIRED NextfestにてLUNAR X PRIZEの発表イベントがおこなわれる予定となっています(Engadgetもすでに現地入り)。

すでに月面地図サイトGoogle Moonを開設したり全天球を対象にしたGoogle Earth/Skyを提供しているGoogleですが、ウェブの隅々から地球上のすべて、さらには宇宙まで検索可能にする野望は本物のようです。月面にrobots.txtが置いてあった場合ちゃんと尊重するのか否かに企業倫理が問われます。