ミシガン大の研究者らが、新しいプラスティック素材の製法を開拓しました。この素材は「貝殻に見られるような煉瓦とモルタル式構造を真似たもの」で、粘土のナノシートと高分子ポリマーの層を300層重ねて作られています。この構造は「マジックテープ効果 (velcro effect)」と名付けられた特徴があり、分子どうしの結合が破れてもすぐにまたくっついてしまうとのこと。それにより全体として非常に強靭で、「強度は鉄並」だとか。なお、研究者らはこのプラスティック素材を作るために、この繊細な作業を行えるロボットアームもあわせて開発しています。

さて、聰明なる Engadget の読者の皆様ならば、丈夫で薄いプラスティック素材をどんな用途に応用するか、きっと素晴しいアイディアをお持ちのことと思います。私も一つ思いつかないではなかったのですが、その用途の場合柔らかさとか伸展性とか熱伝導率も重要な要素であるため、今回の素材がどの程度向いているかは定かではありません。

[via Digg, 写真はCOSMOS/ミシガン大の御好意による]