今年1月のCES 2007でも無線モニタ技術を展示していたDisplayLinkが、ワイヤレスUSBビデオカード / アダプタのリファレンスデザインを公開しました。リンク先Wi-Fi Planetによれば、DisplayLinkのワイヤレスVGAカードはPC側のUSB端子に接続するトランスミッタとディスプレイ側のVGA端子に取り付けるレシーバがセットになったもの。約3メートルの距離で120から150mbpsほどのスループットを持ち、ほぼ遅延のないロスレス転送が可能とされています。

想定されている用途はマルチモニタ環境でのセカンド以降用、あるいは持ち歩くノートPCをデスクの外付けモニタに接続する際など。同時接続数は(理論上) 6台まで。弱点としてはメインモニタ用に使うとアダプタがOSに認識されて圧縮・転送ドライバが起動するまで画面が写らない(つまりBIOSが見えない)、HD動画には帯域が足りない、画面の圧縮をPC側のCPUでおこなうため、プロセッサ負荷の高いゲームなどとは共存しにくいことなど。

DisplayLinkによれば、製品版はアダプタセットが「$150から$250」程度で来年春、レシーバ内蔵モニタは「+$150」程度で来年半ばにもパートナー企業から登場する予定。マルチモニタ環境のケーブルが減るだけでも有意義ですが、無線で高解像度画面を飛ばせる小型アダプタには据え置きのモニタとPC以外にも使い道がありそうです。

[Via DailyWireless]