オープン携帯機GP2Xの魂を引き継いだ高性能なポータブルLinuxゲーム機を作ろう、というPandoraプロジェクトは着実に進展しているようです。上は新たに開設された開発者Blogより、まだチップの載っていない試作基板の写真。現在公開されているPandoraの仕様は:
  • 4.3インチ800 x 480ピクセル 24bit色 タッチスクリーン液晶
  • 任天堂 DS Liteのようなクラムシェル筐体。ゲーム用のデジタル方向キー+ボタン+アナログスティック x2。QWERTYキーボード(43キー)。
  • 802.11b/g 無線LAN
  • デュアルSDHCスロット、高速なUSBホスト
  • TV出力
といったところ。また心臓部にあたるアプリケーションプロセッサには、つい先日発表されたTI OMAP3530の採用が明らかになっています。OMAP 3530の構成はARM Cortex-A8コア(600MHz駆動で「300MHz ARM 9の4倍以上の処理速度」) + PowerVR SGX 530 (OpenGL ES 2.0, MSシェーダーモデル3.0をサポート) + DSPやペリフェラルIF etc。開発者いわく、これまでOMAP 3430としていたのは3530正式発表前だったため。

発売時期は2008年4月~5月。開発スケジュールとしては、まもなくGP2X / GP32などの有力開発者向けにボードを無償配布、そののち基板売り・組み立て式の開発者向けベータを数回おこないバグフィックスを経てから正式に受注を開始する予定。価格は199ポンド(VAT込み) / 330米ドル / 33000円くらい。このまま波瀾なく登場するとは思えませんが、ゲーム以外にもいろいろと使えそうな仕様だけにぜひ成功してほしいプロジェクトです。

[via 本家Engadget]