先日ようやくRTM (Release to Manufacturing)を迎え本日から一般向け提供が開始されるはずだったWindows XP サービスパック3ですが、直前になってRTW (Release to Web)の延期が発表されました。原因はRMSとの互換性に問題が発覚したため。

RMSすなわちリチャード・ストールマンといえばGNUプロジェクトの創始者であり、GPLを起草したことでも知られるフリーソフトウェア運動の重鎮です。フリー / オープンソースソフトウェアの推進にはさまざまな主体がそれぞれの目的に基づいて参加していますが、非フリーソフトウェアは自由な社会の実現を妨げるがゆえにそれ自体が害悪であると断じるRMSの思想と、独占ソフトウェアの代名詞のようなWindows OSが相容れないのは当然のこと。近年のマイクロソフトは着々とF/OSS対策を進めており、今回の問題も......

あ、申しわけありません、このRMSはストールマンではなく小売店向けのソフトウェアRetail Management Systemのことを指すようです。お詫びして訂正いたします。マイクロソフトではMicrosoft Dynamics RMSをインストールしているシステムに対するフィルタリングを導入したのちWindows UpdateおよびダウンロードセンターでXP SP3の提供を開始するとのこと。目標時期については5月2日との話もありますが正式には未確定となっています。