目に見えるウェブサービスだけではなくバックエンドのサーバー群でも技術革新を続けるGoogleが、今度は水上に浮いたデータセンターの特許を出願しています。権利者名Google INC.で出願されたのは「Water-Based Data Center」。アブストラクトによれば、波力もしくは潮力発電システムを備えた水上プラットフォームに多数のサーバを設置することにより、データセンターで最大の課題となる電力と熱交換を同時に解決することが可能。

また地上に建築される施設と異なりシステム全体を移動できるため、局地的・一時的な通信・演算力需要に応じてみずからレイテンシの低い場所に集合する「動くデータセンター」も実現できるとしています。例として挙げられているのは河川や海岸の近くでおこなわれるイベント、あるいは自然災害で地上インフラが損害を受けた場合、あるいは局地紛争などで軍隊とともに展開する軍事用途など。

貨物船上にデータセンターという発想そのものは目新しくもありませんが、イベントや戦争にトラフィックの匂いを嗅ぎつけて漂い集まってくるフロートサーバ群は実に心ときめくイメージです。続きはGoogleの構想で触れられている波力発電システムPelamis Wave energy converterの動画。

[Via The Earth Times, thanks Bob]