ついに発表された新MacBook Pro (Late 2008)は「従来比5倍」の統合グラフィックGeForce 9400MおよびディスクリートGPUのGeForce 9600M GTを備え状況によって切り替えられる(けれどログアウトが必要な) ハイブリッドグラフィックを特徴としていますが、NVIDIAのチップセット内蔵GPU+独立GPU連携は従来 Hybrid SLIと呼ばれてきた機能。Hybrid SLIには両方のGPUを同時に動作(SLI)させてパフォーマンスを高めるGeForceブーストモード、および片方のみを動かして消費電力を節約するHybrid Powerモードが含まれます。

新MacBook Proのハイブリッドグラフィックは「9400Mまたは9600M GTを切り替える」と表現されているものの、特定のベンチマークでは9600M GT動作時の描画フレーム数がなぜか同等性能の9600M GTマシンより高い場合があり、MacBookも実はSLI動作をしているのでは?という説が生まれました。

これに対して、NVIDIAのサポートページに掲載された記事「NVIDIA Hybrid SLI® support on Apple Macbook Pro」の回答は「いいえ」。OS X 10.5.6で動作する新MacBook はHybrid SLIとおなじチップセット内蔵GPUと独立GPUの構成を備えるものの、どちらか一方のみを動かすことにしか対応していない、とあっさり否定されています。

またWindowsマシンとして使用しているユーザーも多いMacBookファミリで気になるのはWindows XPあるいはVistaで動かしたときならHybrid SLI動作してくれないか?という点ですが、こちらもBoot CampでXP / Vistaを動かした場合Hybrid SLIは使用不可・しかも9400Mで動かすことはできず常時9600M GTのみ動作になるとのこと。せっかく2GPUなのだから非対称でも協調して欲しかった、Windowsで動かすつもりという方にはやや残念なお知らせです。