KORG DS-10 とは、Nintendo DS 上で動くアナログシンセシミュレータ。手軽に持ち運びできるシーケンサ・シンセソフトとして一部で人気を博しているガジェットで、YouTube やニコニコ動画でも DS-10 動画を多数見ることができますが、そんな DS-10 を駆使したパフォーマンスの数々を生で見られるイベント「KORG DS-10 EXPO 2008 in Tokyo」が10月26日に渋谷 club axxcis で開催されました。会場内は一見クラバーには見えない人々で埋まっており、パフォーマーの手元の DS-10 をアップで写したスクリーンを食い入るように見詰めていたりずっと Nintendo DS をいじっている人々がいるなど、まさしくDS-10オペレータの祭典に相応しい光景でした。

ステージでは DS-10 プロデューサーで元ナムコサウンドチーム現 cavia の佐野信義氏の司会のもと、DS-10 を6台使った演奏など、DS-10 を極限まで使い倒してやろうという意気込みのパフォーマンスが繰り広げられました。またサプライズゲストとして、日本でシンセといえばこの人、の松武秀樹氏 (写真左) が壇上で挨拶。「昔は重い機材を苦労して運んでた。あの時DS-10があったら良かったのに」の発言で会場はおおいに湧いていました。ちなみに写真で右側に写っているのは DS-10 の開発に携わった KORG 金森与明氏。

ちなみに DS-10 には、スタイラスを動かして音程やゲートなどのパラメータをリアルタイムに制御できる「カオス・パッド」モードなど、リアルタイムでの演奏パフォーマンスのための機能も用意されているため、ステージでの生演奏にも対応可能。写真のヨナオケイシ氏をはじめ、リアルタイムでの演奏に各自工夫を凝らしていました。もっとも、小さな DS-10 の画面をペンでいじっている姿はどうにも音楽を演奏しているように見えないのが残念といえば残念。是非ともステージパフォーマンス用に、こんな改造だとかこんなDS の登場を待ちたいところです。

参考 - 出演者リスト

なお、EXPO 2009 の予定はまだ立っていないとのこと。