世界に先がけて日本で先行店頭販売となったデル Inspiron Mini 12はネットブックで一般的なAtom N270 + 945GSE Expressではなくさらに低消費電力のAtom Z520 / 530 + SCHを採用、HP 2133よりさらに(わずかに) 広い1280 x 800解像度の12.1インチディスプレイなどユニークな仕様を備えていますが、12インチクラスでWindows XP採用の低価格ノートは今後競合他社からも登場してくるかもしれません。

国内で先行販売される2モデルのInspiron Mini 12はプロセッサ速度とHDD容量が異なるのみでいずれもWindows Vista Homeを採用しているものの、米Dellのプレスリリースによれば11月下旬以降にInspiron Mini 9とおなじWindows XPおよびUbuntu Linuxが選択可能になるとされています。またリンク先Laptop MagazineのデルQ+Aでは、「マイクロソフトは10インチより大きいディスプレイ(を備えたノートPC)へのXPライセンス基準を緩和したのか?」に対して、条件はデルの場合は柔軟性があるとしつつ、画面サイズの制限事項は緩和され12.1インチでも(低価格PC扱いの) Windows XPライセンスが許されるようになったと語られています。

いわゆる低価格ミニノートの定義や条件にはマイクロソフトのOSライセンスのほか「ネットブック」という語を作ったインテル側の都合もあり、またメーカーや時期によって変わるため明確なものはありませんが(たとえばデルはInspiron Mini 12をNetbookと呼ばない一方で、あくまでメインストリームのノートとは一線を画したサブ機扱いを強調している)、12インチクラスで比較的低価格かつWindows XP搭載というノートPC製品には今後も期待できそうです。一方、Eee PCの成功でミニノートブームを作ったAsusの方針では「ネットブックは10インチまで」。