9月末あたりにいくつか報告があり確認待ちになっていた「Jasper 」Xbox 360の流通が今度こそ始まったようです。Jasperは他のゲーム機とおなじく内部的な改良と低コスト化を繰り返すXbox 360の基板設計のうち、CPU / GPUともに65nmプロセス品になりメモリもシュリンクされたバージョン(一年前の記事:Xbox 360、次の基板は「Jasper」来年末商戦向け)。現行最新世代の「Falcon」では90nm品が使われているGPUもシュリンクされるため、製造はさらに安く消費電力・発熱はさらに低くなると考えられます。

今回の「Jasper」目撃報告でも明らかに違うチップの接写といった分かりやすい証拠はまだ挙がっていないものの、付属のACアダプタが現行よりさらに20Wほど出力の下がった150W品になり、しかもACアダプタと本体の接続コードに互換性がない(大容量の旧アダプタはJasper本体で使えるが150W品は現行本体で使えない)ことが状況証拠と考えられています。150W ACアダプタの付属していた本体のデータは製造日 2008-10-23、ロットナンバー 0843X、チームFDOU。

ただしFalconへの移行時にそうだったように報告のあったひとつのロットナンバーや日付だけですぐに判別できるものではなく、また「Jasper」「Valhalla」といった名称もあくまでアナリストが関係筋から聞き取ったとされる内部コードネームであり互換性などの製品仕様に違いはないため、マイクロソフトに電話してもたぶん教えてくれません。国内でいつからJasperに切り替わるのか・発熱やファンノイズにどの程度効いてくるのかはさておき、New Xbox ExperienceでHDDインストールが可能になりDVDドライブの轟音と決別できる!と喜んだものの本体ファンだけでもぜんぜん静音じゃなかった、というかたには気になる話です。続きは「しきい」の形状が微妙に違うACアダプタプラグの写真。