PDFソフトウェアのFoxitから、電子ペーパーディスプレイを使ったシンプルなeBookリーダー eSlickが発表されました。アマゾンのKindleやソニーPRSシリーズとおなじ6インチ 800 x 600のE-Inkディスプレイを採用しつつ、「初版」229.99ドルと比較的安価な点が特徴です。AmazonのKindleは360ドル (でも2か月ほど入荷待ち)、ソニーのReaderは400ドル。

ただしPRS-700がタッチスクリーンを備えていたり、KindleではEV-DO WWANを内蔵してどこでも書籍の購入や新聞の自動更新購読がおこなえるといった豊富な付加機能を搭載しているのに対して、eSlickは内蔵128MBメモリとSDスロット、MP3再生機能を備えるのみ。本体はかなり薄く(9.2mm)、軽く(180g)、バッテリーはKindleやソニーリーダーと同等以上の8000ページ送り分 (E-Inkデバイスは画面表示については書き換え時にしか電力を消費しないため)。充電はUSBでおこなえます。

フォーマットとしてはPDFやテキストに対応しており、付属するFoxitのソフトウェアでプリントできる文書ならすべてPDFに変換して読むことが可能。無線転送やら組み込みのコンテンツストアといった機能はべつに要らない、電源のない長距離移動でも困らない読書デバイスだけ欲しいというかたには手頃で良いかもしれません。発売は「very soon」。

[via PC World]