製品としてはT-Mobile G1 (および開発者用バージョン Dev Phone 1)にしか正式採用されていないAndroidプラットフォームですが、オープンソースなだけに各社スマートフォンやPDAへの「動かしてみた」移植が盛んにおこなわれています。上はEee PC 1000HでAndroidを起動しているスクリーンショット。ARMベースですらないAtom (x86プロセッサ)のEee PCで動いている点がポイントです。

移植したmobile-factsの Matthäus Krzykowski氏によれば、Eee PC用の修正と再コンパイルにかかったのは「約4時間」。もともと存在しているLinux向けドライバが利用できたため、すでにワイヤレス接続を含め多くのハードウェアが利用可能になっています。Androidは画面サイズや入力デバイスの違うさまざまな機器で利用されることを想定しているため、Eee PCの画面解像度でもそれなりに対応。

今回の移植はあくまでデモとしておこなわれたものの、プラットフォームとエコシステムの成熟が進めば2010年にもネットブックのプリインストールOSとしてのAndroidが浮上するだろうとKrzykowski氏は予測しています。マイクロソフトが「ネットブックでも軽い」とWindows 7をアピールしたり、CannonicalがUbuntuの軽量&低解像度向けRemixバージョンを発表するなど各社が狙うネットブックOSの分野でも「Google OS」の勢力拡大がみられるかもしれません。