アメリカ陸軍といえば新兵を集めるためにFPS「America's Army」を開発して無料で配布するくらいゲーム業界に知見がありますが、次の一手として選んだのはゲーセン設立でした。

昨年8月、フィラデルフィアのフランクリン・ミリズ・モールに作られた「陸軍体験センター」がそれ。約1300平方メートルの敷地内には、アパッチ、ハンビー、ブラックホークの3種類の車両シミュレータに加えて、シューティングを中心とした多数のゲーム、そして22人の採用担当者がゲーム好きの若者を待っています。設立にかかった費用は1300万ドル(約12億円)。GAPのアウトレットの奥にあるというのがリアルです。

New York Timesによると、現在までに実際ここで陸軍へ入隊したのは35人。その他のゲーセンではない採用センターに比べると採用成功率は少し低く、担当者も「まだ効果的とは言えない段階」と認めています。家でCall Of Dutyのオンライン対戦をやり込んでいたら「陸軍に入らんかね」とボイスチャットで呼びかけられるのもすぐでしょう。一方、英国はゲーム内広告で諜報部員を募集。二重スパイになっていないかちょっと心配です。

[via Joystiq]