昨年に製造が中止されたポラロイドのインスタントフィルムを、有志で復活させようというIMPOSSIBLEプロジェクトが立ち上がっています。既にポラロイド社からオランダのフィルム工場を製造機器ごと借りる契約をまとめ、フィルムの分析を進めているとのこと。登場以来、四十年間ほとんど変わっていなかったというインスタントフィルムの構造を完全に作り直すのではなく、古いポラロイドでも動作する新しいフィルムの製造を目指しています。本年中は大量生産への準備を整え、生産開始は来年の予定。ウェブサイトでは今年いっぱいのカウントダウンも始まっています。

「有志の手で名機の復活を」というプロジェクトは過去にも沢山ありましたが、商業ベースとなると死屍累々というのが現実。しかも本家ポラロイドでも長く苦慮している「あの雰囲気の復活」は、プロジェクトの名前の通り不可能に近い話です。ただ、日本でも多くのポラロイドカメラが死蔵しているのも事実。最近はライバルのチェキが特需を迎えているという報道もありましたが、忠実なポラロイド難民は今後進捗を報告していくというプロジェクトを信じるしかありません。