思い出したように掲載するロボ動画の新着はNASA JPLが開発中の新コンセプトローバー「Axel」。従来の移動手段では困難な地形で観測やサンプル採取をおこなうことを目的としており、たとえばスピリットのようなローバーでは越えられない障害を乗り越え、不安定な地形や極端な傾斜のあるクレーターなどにも乗り込むことができるプローブ的な役割が想定されています。

構造はワイヤ(テザー)の巻き付いた車軸部分を本体として、外輪船のようなパドルを備えた車輪が両端についたもの。続きに掲載した動画をみると、爪でよじのぼる両輪駆動のほかテザーを自分の命綱として伸縮させることで「ハマリ」を回避しているようです。

開発者Issa Nesnas氏いわく、この仕組みにより「どんな地形も越えてゆける。どころか、実際には地面すら要らない。バルーンからでも降ろせる」。共同研究者Pablo Abad-Manterola氏によればテザーの絡み対策も技術的課題のひとつ。小型化と採取アームの改良が進んだ暁には、魔窟と化した部屋から探し物を取ってきてくれるバージョンにも期待したいところです。難地形対応ロボといえば何度観てもキモすばらしいBigDog、クライミングロボシリーズはCapuchinの記事中リンクを参照。

[Via Network World]