脳波で操作するロボットアーム付き車椅子

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2009年02月9日, 午後 02:29 in bci
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先日、RFIDを使った認知症早期発見の研究をご紹介したサウスフロリダ大学(USF)から、今度は脳波で動く車椅子の話題です。脳波を計測する帽子をかぶることで、体一つ動かさずに車椅子を動かすことができます。しかも、車椅子にはロボットアーム付き。こちらも当然、脳波で動かせます。

もっとも、ジェダイのように「右に動け」「左に動け」「F5を連打」といった、思念をそのまま認識するわけではありません(ジェダイの騎士がF5を連打しているかどうかはさておき)。あらかじめ用意された命令がディスプレイ上で順に選択されるので、適切な時に「念じる」と、P300と呼ばれる脳波反応を計測して、その命令を実行するという仕組み。スティーヴン・ホーキングはディスプレイに次々と表示される単語をボタン一つで選んでいくことで高速に文字入力を行いますが、あの脳波版と言えるでしょう。

「潜水服は蝶の夢を見る」という小説/映画では全身麻痺になった男がまばたき一つを手がかりに本を書きますが、本システムがあれば閉じ込め症候群、筋萎縮性側索硬化症など、意識ははっきりとしているのに体を動かせない人が、外界とコミュニケーションが可能になるだけでなく、行動もとれるようになります。もちろん「ヨーダ監修、もっとフォースを鍛えるジェダイのトレーニング」など、ゲームデバイスとしての活用も楽しみです。

[Via MedGadget]

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