ZINK モバイルフォトプリンタのデル版ことWasabi PZ310が日本でも発売となりました。Wasabiは専用紙ZINK フォトペーパーを使うインク不要のポータブルプリンタ。重さ225gの本体にバッテリーを内蔵しており、Bluetooth携帯やPCまたはデジカメ(USB / PictBridge)から転送した画像をプリントできます。用紙サイズは名刺より細長い50 x 76.2mm。裏面がシールになっています。一枚の印刷にかかる時間は転送込みで約1分~くらい (画像サイズによる)。

ZINKは結晶化した染料を含む多層構造の専用紙をヘッドで加熱することでフルカラープリントを実現する技術。プリンタ内蔵カメラのタカラトミーxiao、ポラロイドPogoカメラ、ポラロイド版のモバイルプリンターPogoでもおなじZINKプリンタが採用されています (用紙も基本的におなじ)。解像度や階調表現は大型のフォトプリンタに及ばないものの、保護層の下に発色層があるため印刷してすぐ触れる・ひっかきに強いのが特徴。

すでに販売されているポラロイドのPogoはサイズもインターフェースもバッテリー容量も収納できる用紙の枚数(12枚くらい)もWasabiとほぼおなじ製品ですが、Wasabiは「最後に転送した写真をもう一度印刷」のリプリントボタンやホールドボタンがついているなど微妙な違いがあります。また黒にシルバーのアクセントだったPogoに対して、ワサビはクリアパーツを使ったピンク・ブルー・ブラックの3色展開。

インクは不要でも専用紙しか使えない技術のためランニングコストが気になるところですが、デルでは24枚1171円、96枚2477円 (約25円 / 枚)で販売中。また公称最大印刷枚数が12枚と心許ない内蔵バッテリーも交換用が2600円で用意されています。日本dell.comでは本体1万2800円ですでに販売中。ZINKプリンタ全般の画質についていえば、良く言って「味がある」程度です。