Mobile World Congressでは端末だけでなくモバイル向けのソフトウェア技術も発表されています。GoogleのエンジニアリングVP Vic Gundotra氏がキーノートで披露したのはiPhoneで動くオフラインGmail。iPhoneのネイティブメールクライアントではタグやスター、カレンダー連携、スレッドビューといったGmailならではの機能を使うことができず、かといってブラウザから開く従来のGmailウェブアプリではネットワークがつながっていないと読めない・レスポンスが遅いという問題がありましたが、今回「コンセプトとして」披露されたバージョンではHTML 5のローカルデータベースやApp Cacheといった機能により、機内モードをONにしたスタンドアロンの状態でも、従来版よりさらに高速にGMailを使うことができます。

またHTML 5の標準機能を使っているため、サポートしたブラウザならばクロスプラットフォームで同等のルック&フィールを実現できるのも利点。デモではiPhoneのほかにおなじWebkitベースのブラウザを採用するAndroidでもおなじGmailが動くことをアピールしています。(ついでにいえばPalm PreのブラウザもWebkitベース。というよりwebOSそのものがHTML 5を取り入れた次世代ブラウザ的構造)。デモのハイライトは続きに掲載した動画で見られます。なお、今回披露されたHTML 5ベース モバイルGmailは「コンセプト」段階。