先月発表されたマイクロソフト版App Storeこと、Windows Marketplace for Mobileの詳細が入ってきました。開発者がアプリケーションを販売する際にまず必要な開発者登録料は年間99ドル (App Storeでアプリを販売するためのデベロッパプログラム(スタンダード)は年間99ドル / 1万800円)。App Storeとの大きな違いは、さらにアプリケーション登録料がアプリケーションごとに$99必要である点。ただし年内は5つのアプリケーションまで無料とのこと。

「金とんのか」「高え」という声が全方位から聞こえてきそうですが、マイクロソフトの言い分は「エンドユーザにとって最善であるよう、またデバイスやネットワークを悪用しないよう、厳しい承認プロセスを行うため」「この承認プロセスには多大な費用がかかる」「何百万人の顧客を前にビジネスをする方法として、$99は受け入れ可能なコストだと信じている」とのこと。

さらに「承認プロセスを通して、完全に透明なものとする」と言っており、承認プロセスが不透明なApp Storeを言外にやり玉に挙げています。確かに有言実行であれば、たとえば理由も見通しも告げられずに延々待たされたあげくに競合ソフトが先に通ったり、恣意的な運用で落とされることがなくなったりと、お金を払ってでも喜ぶ開発者は少なくないはず。利用者にとっても、わけの分からないアプリケーションをつかまされる可能性 / 楽しみが減ることになりそうです。そもそもWindows MobileはiPhoneと異なり公式サービス経由でなくても、アプリケーションをインストールできるという違いもあります。

なお有料アプリケーションの場合、開発者の取り分はアップル App StoreやGoogleのAndroid Marketと横並びの70%となっています。開発者の登録受付が始まるのは春、アプリケーションの登録は夏、そしてマーケットプレースの開始はWindows Mobile 6.5と同時の第4四半期の予定です。