スイス在住の方々への公演情報です。ローザンヌ近くの街、Servionでミュージカル "Robots: Roses for Jusinka"が上演されます。なぜ演劇ネタをとり挙げるのかというと、題名のとおり三台の人形ロボットが出演しているから。写真のとおり人間の男女も共演します。

あらすじは自分の世界に閉じ込もってしまった孤独な男が、仲間となるロボットを開発、そんな彼のところへ人間の女が現れる......というもの。見るかぎり斬新とは言えないボーイ・ミーツ・ガールものですが、必ずしも思いどおりに進むとは限らないという演劇の世界で、人間とロボットがどのように協調して芝居を作り上げるかは気になるところです。リア充になった男がロボットを捨ててメデタシメデタシ、とならないよう祈りますが、女と別れた男がロボットを抱いて「愛が止まらない!」でも困るので、どう落とし所をつけるのか。うっかり近くにお住まいの方によるご感想をお待ちしています。

なお、ロボットはBlueBoticsというローザンヌ工科大学のスピンオフ企業が開発したもの。同社はフォークリフトロボットから、オンライン注文可能で移動して持って来てくれるコーヒーマシンロボットまで、硬軟織り交ぜたロボットを開発しています。昨年に日本で上演された、劇作家・平田オリザ × wakamaru × 阪大教授・石黒"コピーロボット"浩の「働く私」が初のロボット演劇を謳っていましたので、こちらは世界で二番目のロボット演劇ということになるのかもしれません。Barnabe Theatreで、来月1日から17日までの上演です。