脳波で演奏するブレイン・オーケストラ、プラハで演奏会

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2009年05月13日, 午前 11:58 in anna mura
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脳波+車椅子脳波+ルンバ脳波+Twitterなどこれまでお伝えしてきた脳波インタフェースものに比べると、脳波+楽器というのはいかにも地味かもしれません。しかし正式なイベントで四重奏を披露したとなると話は別です。演奏したグループはその名もMultimodal Brain Orchestra。先月末にプラハで開催されたScience Beyond Fictionカンファレンスの終わりにその演奏を披露しました。

Multimodal Brain Orchestraはエモーショナル・コンダクターを名乗る指揮者と、四人の演奏者で構成されています。結成の目的は「脳が肉体なしに何をできるか試す」こと。演者は二人組に分かれ、一組は文字の点滅するスクリーンの中からあらかじめ定められた文字を探すことで、記憶に関係するP300という脳波を「演奏」します。一方、もう一組は異なる周波数で点滅する四個のライトを指揮者の指示するとおりに見ることで、視覚の刺激に関係するSSVEPという脳波を「演奏」。二人組のうち、一人の脳波は音量を、もう一人の脳波は転調を担当して音を出力します。スコアと脳波はスクリーンに表示されるため、観客からも見ることができるとのこと。残念ながらread先の動画は日本から見ることはできませんが、さしずめ脳波で操作する音ゲーという感じでしょうか。

なお、脳波の計測にはg-tec社の帽子を利用。プロデューサーのAnna Mura氏をはじめ、関係者はスペインPompeu Fabra大学のSPECS(Synthetic, Perceptive, Emotive and Cognitive Systems)グループに所属しています。余談ながらreactableもPompeu Fabra大学で生まれたもの。reactable同様にこちらの製品化にも期待したいところですが、視覚への刺激がどの程度なのかを知るまでは容易に「やってみたい」とは言わないことにします。

[Via Make]

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