アップルが iPhoneアプリの開発者を対象にPush Notification serviceの拡大テストを開始しました。プッシュ通知は一般アプリのマルチタスクをサポートしないiPhoneでバックグラウンド動作に近い挙動を実現する機能。メッセンジャーなどの通信アプリがそれぞれ同時に常駐して新着をチェックしたりコネクションを維持するのではなく、アップルの管理する統一プッシュサービスがiPhone側に通知を表示してアプリを起動させる仕組みです。つまりSMSなどで使われている通知を一般アプリにも開放するもの。

Push Notification serviceは一年前のWWDC 2008 ジョブズ基調講演でWindows Mobileのタスク管理を「ばかげている」と挑発してまでアピールされたもののその後なかなか実装されず、現在テスト中のiPhone OS 3.0 betaでようやく対応が始まったという経緯です。今回のテストは登録済み開発者に対してプレリリース版のAP Newsアプリをダウンロードさせ、新着ニュース記事のアラートがちゃんと届くかどうか確認するという内容。アップルから開発者向けのメッセージによれば「インストールから48時間以内にnotificationが届かなかったら連絡してください」。現在はU.S. English地域に対してのみ配信がおこなわれています。AP Newsアプリと通知のスクリーンショットは下のギャラリーを参照。