「ついに登場したGoogle OS」の呼び声で Google Chrome OSが話題となるこのごろですが、Googleのコンシューマー向けOSといえば携帯向けの Androidがすでに製品に組み込まれ出荷されています。当然の疑問である「Androidがネットブックにも載って下から攻めるんじゃなかったの?」あるいは「Google Chrome OSとAndroidはどこがかぶるの?」について、またAndroidの将来について、GoogleのミスターAndroidことAndy Rubin氏が語りました。

リンク先 Wall Street Journalから、米T-MobileのAndroid端末 MyTouchの発売イベントでアンディ・ルービン氏が語った内容を要約すれば:
  • (Google Chrome OS と Androidの位置づけについて) 携帯とネットブックなど、製品のカテゴリーが違えば解決すべき問題もまた変わってくる。Chromeはウェブを中心に考えられている。(対して、Androidが対象とする携帯にはバッテリー管理や通話など特有の課題がある)。
  • 今後のAndroidはソーシャル要素を強化してゆく。たとえば、着信で発信者の名前・写真と同時にソーシャルネットワークサービスFacebookの最新更新を表示するなど。
  • また別の新機能はアプリへの課金方法の拡大。現行のAndroid Market ではGoogleが管理するGoogle Checkoutしか選べないが、今後はキャリア側が管理する(電話料金と一緒に徴収する) システムも利用できるようにする。
  • Androidの新リリースにはアルファベット順に菓子の名前が付く。すでに提供されている1.5は「Cupcake」。次は順に「Donut」、「Eclair」、「Flan」。
  • 話題にはなるものの米国では T-Mobile一社のみ、日本ではドコモのHT-03A (HTC Magic) 1機種しか登場していないAndroid端末については、年内に15から20製品が発売される予定。(ある企業には一気に18モデルを見せられたとのこと。HTCか? サムスン?)
  • Androidは携帯電話以外の非パーソナルコンピュータデバイスも想定して設計されている。Rubin氏が目にした例はロボット、GPS端末、冷蔵庫。「(Androidは) 下にある物理的なインフラを区別しない」「究極的には、それらをすべてつなごうとしている」。
Google Chrome OSはいわゆる伝統的なコンピュータでのウェブを中心とした利用、Androidはとりあえず携帯電話・将来的にはあらゆるスマートオブジェクトに浸透して世界を征服するプロジェクトといったところです。なお、Flanは日本でいうプリンのようなもの。次はジェラートかグラニータのイタリアン冷菓系、大穴で求肥かもしれません。

[Via Phone Scoop, Photo Courtesy of yuichi.sakuraba]