ホンダASIMOの前身Eシリーズがバイクに乗って逃げ出したようなこちらは、Castrolで使われているテストライダーロボ Flossie。オイルの性能テストのため、人間のドライバーをシミュレートしたドライブを反復するロボットです。Castrolの解説によると、
  • 走行パターンを極めて正確に反復可能。計測誤差を最小化。
  • 摂氏-40度から+80度までの低温・高温に耐える。
  • 人間の手足を模したインターフェースにより、あらゆる車種に対応。
  • バイクごとに異なる操作パラメータの自動学習機能。
  • 人間だけを認識して追跡、燃料電池をオーバーロードさせ標的ごと吹き飛ぶ自爆機能。
といった機能のうち最後のひとつ以外を備えます。実物の動画は続きに掲載。していますが、見られるのはテストベッド(ダイノマシン)上に固定されたバイクの加減速などを操作している場面と解説者だけ。DARPA主催の無人カーレースに出場するような地形認識・オートバランス・オートパイロット機能は残念ながら非搭載です。(追記：平たく言うと「実際に走行はできません」)

[Via Faster and Faster, thanks Jensen]

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