電力会社の社内ネットワークがウィルス感染、Linuxに置き換え対応

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2009年10月9日, 午後 02:45 in grid
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オーストラリアの電力会社 Integral Energyの社内ネットワークがウィルスに感染、同社が管理する電力グリッドにまで影響を及ぼす可能性があったとSydney Morning Herald紙が伝えています。問題となったウィルスはW32.Virut.CF。Integral Energyが利用するSymantec社のアンチウィルスソリューションには今年2月に登録されているのですが、なぜか感染が防げなかったとのこと。定義ファイルを更新していないか、さらに別のマルウェアがウィルス検知の邪魔をしたのか。いずれにせよありがちな話ではありますが、これだけの企業のPCが1000台も感染したとなれば「よくあること」では済まされません。

また、本来であれば電力グリッドは社内ネットワークと切り離されているはずなのですが、データの観測などのためにしょっちゅう繋げられていた模様。電力グリッド自身はSolarisで動作しているためウィルスがそのまま感染することはありませんが、グリッドのコントロール権がハッカーの手に落ちるというハリウッド的展開になった可能性も皆無ではありません。結局、同社は感染したWindows PCを開発用に利用していたLinuxマシンに置き換えて対処したとのこと。今度はLinuxのカーネルが古かった、といったオチにならないよう祈ります。
 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: grid, Integral Energy, IntegralEnergy, linux, symantec, virus
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