マルチモードディスプレイのPixel Qi が量産開始を明らかにしました。Pixel Qi は直射日光の下でも読めて消費電力の低い電子ペーパーモードと、動画表示も可能なカラーモードを切り替えて表示できる新型ディスプレイ。開発するファブレスメーカー Pixel Qi 社は かつてOLPCプロジェクトでCTOを務めていた Mary Lou Jepsen氏が創業したことでも知られています。

ネットブック Aspire oneに搭載した試作品のデモなどもすでに公開されており、2009年末の量産開始はほぼ従来の計画どおり。Pixel Qi では2010年Q1にかけて生産スケールを拡大するとともに、2010年1月のCESでは未発表のパートナー企業との出展を予定しています。最初の採用製品は「マルチタッチ対応の特定用途タブレットデバイス」。

さらにPixel Qiは、2010年Q1にかけて少数のディスプレイモジュールを DIY コミュニティに提供できるよう努力することも発表しました。新しい(液晶応用)ディスプレイ技術であるだけに、一般企業だけでなく個人やコミュニティへいち早く提供して可能性を探るのは期待できる試みです。ただし、「できれば、今後の発表まで個別の請求は控えてください。みなさんの意見は聞きますが、今月やっと生産を始めたばかりなので」。上は一般的な光沢液晶・非光沢液晶と明るい室内で並べた画像。公式Blogでは光沢ディスプレイがちゃんと正面を向いているものや照明条件違いなど、大判の比較画像が何枚か見られます。