米連邦取引委員会(FTC)がインテルを独禁法違反の疑いで提訴しました。独占的な市場での地位を違法に活用し、長年に渡って競争相手を抑圧、独占を強化してきた......というのが提訴の理由です。具体的には、デル、HP、IBMなどの大手コンピュータメーカーに対してインテル以外のチップを使わないよう強制してきた、他社製CPUの性能を妨げるようコンパイラに手を加えた、といった例をFTCは挙げています。

もちろん、インテルは即座に反論。「FTCの訴えは見当違い」「現行法に基いておらず、新しい規制を作ろうとしている」「こうした規制はイノベーションを阻害し、製品の値上げとなって消費者に被害を与えることになる」と答えています。ちなみに同社はEUでも同様の独禁法違反を訴えられ、今年5月に10億6000万ユーロの制裁金を命じられて控訴中。「インテル以外」の代表格であるAMDとは11月に包括的な和解に至っています。

なお、FTC Bureau of CompetitionRichard Feinsteinディレクターによれば、訴えはあくまでインテルの反競争的行為を改めるよう求めるものであって、会社の分割などは求めないとのこと。ただ形だけであっても会社の分割が話題に挙がるというのは、さすがAT&Tを分割し、マイクロソフトに分割を迫った国ではあります。いずれにせよインテルにとっては今後も予断を許さない状況が続きます。続きにインテル批判に定評のあるNVIDIA社のコメントを掲載。

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[Image courtesy Intel's Insides / NVIDIA]

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