電子ブックリーダーのプライバシーポリシーまとめ:Kindleでは本があなたを読む

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2009年12月28日, 午前 10:00 in amazon
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2009年はKindleにとって素晴らしい売り上げを記録した一年でしたが、利用者にとっては「1984年削除騒動」のおかげでKindleで本を読むとはどういうことかを考えさせられる一年でもありました。米アマゾンは利用者が購入した書籍のリモート削除を今後も否定しておらず、良くも悪くも「本の所有」に新しい時代が訪れたと言えます。

そうすると気になってくるのは、いったいKindleで本を購入・閲覧するとどれだけのプライバシー情報が収集されるのかという点です。アマゾンのやることですので購入した電子ブックがアカウントに紐づけられるのは間違いないとして、例えばいつなんの電子ブックを読んでいたか、電子ブック内をどう検索したか......まで記録・送信されるのでしょうか。

というわけで電子フロンティア財団(EFF)が電子ブックとプライバシーについてまとめ記事を書いています。例えばKindleのプライバシーポリシーはこう:「端末(Kindle)は端末とサービス間のインタラクション情報、および端末上のコンテンツとその利用方法に関する情報をアマゾンに提供します」。プライバシーポリシーにありがちななんでもありの書きぶりで実際にどこまで情報を収集しているかは分かりませんが、センセーショナルに言うなら「Kindleはあなたを見ている」ことになります。

もっともビッグブラザーなのはKindleだけではなく、ライバルであるBurnes & NobleのNook、端末ではなくウェブサービスですがKindle同様に今年話題になったGoogleブック検索も「ユーザが購入した電子ブックの履歴を収集できる」「電子ブック内をどう検索したか収集できる」といった点では同じ。反対にワイヤレスでプライバシー情報を送信しない端末としては、そもそも3G通信機能のないSony Readerが挙げられています。

アマゾンやGoogleがプライバシー情報を収集している、というのは今更驚きでもないかもしれませんが、「このページを読むのに時間がかかった人にはこちらの初心者向けガイドをおすすめします」「もしかして:マンガ版」などと言われるようになるのかと考えると、ぞっとするのも確か。中高生のころどんな本を読んでいたか収集されていないだけ幸せだったかもしれません。

[Thanks, Tom]

追記:
yomoyomo氏がリンク先の記事を日本語訳しています

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