CESで公開されていた新 Cyber-shotが国内向けに発表となりました。ラインナップはAVCHD撮影に対応したフラッグシップ Tシリーズ (DSC-TX7) / Hシリーズ (DSC-HX5V)、および沈胴式ズームレンズ採用で小型の Wシリーズ (DSC-W380 / 350 / 320) 3機種の計5モデル。 (リリースではなぜか「沈動式」ですが、胴に沈むかたちです)。

TX7 / HX5Vは裏面照射型の新構造CMOSセンサ Exmor R (有効1020万画素・1/2.4型) 採用で1920 x 1080 at 60i のフルAVCHD撮影に対応。比較的スリムなTX7はカールツァイス バリオテッサレンズで25mm - 100mmの光学4倍、HX5VはソニーGレンズで25mm - 250mmの光学10倍ズーム。HX5Vは本体にGPSとコンパスを内蔵しており、写真や動画に撮影場所・方位情報を記録できます。

両機種が共通で対応しているのが近接無線転送技術 TransferJet。デバイスどうしを3cm以内の距離でほぼくっつけることで高速にファイルを転送するという技術ですが、TX7 / HX5VではTransferJet内蔵メモリースティック MS-JX8G (8GB)を挿入することで使用可能になります。カメラどうしでの画像転送のほか、USB接続のTransferJet転送ステーションTJS-1を使用してPCなどにファイルの転送可能。TJS-1はホスト側機器からは単なるマスストレージに見えるため、特にソフトウェア対応の必要なくTJ機器を「マウント」して扱うことができます。

TJ内蔵メモリースティックMS-JX8Gは別売り・予想1万円くらい (後付けになったのは内蔵するとカメラ本体価格が高くなるため。「これから」普及の技術なのでオプション扱い)。MS-JX8GにはTransferJetの送受信部ハードウェアが内蔵されているものの、実際の転送にはホスト側のソフトウェア対応が必須。つまり WiFi内蔵カード Eye-Fiのように、従来の機器に挿すだけでワイヤレス化できる製品ではありません。DSC-TX7は2月5日、HX5Vは3月5日から、いずれも市場推定価格 4万5000円前後で販売予定。