NTTドコモがiPad用SIMカードの単体販売を検討中と、読売新聞が報じています。iPadはWiFiモデルだけでなく3G+WiFiモデルも日本での発売が判明しており、どのキャリアがデータプランを提供するのか注目が集まっていました。というか通信方式レベルで異なるAUを除いた3Gキャリア、ドコモ / ソフトバンクのそれぞれが対応するのかが注目されていました。

iPadは3G通信に通常より小型のmicro SIMカードを利用するため、ほかの携帯電話とは互換性なし。それでもSIMロックという重い重い扉がようやくちょっと開かれることは確かです。NTTドコモはこれまでも手に入れさえすれば端末間でSIMの差し替えが可能だったため、まだSIMフリー文化に近い立場にいたと言えるでしょうか。もっともITmediaの記事によれば、29日の決済会見時点で山田隆持社長は「SIMロックフリーと聞いており」「昨日知ったばかりでまだ決めてはいないが、(ドコモの)micro SIMを入れて使ってもらうことになると思う。ビジネスモデルはこれから検討する」という状態でした。読売新聞もあくまで「検討」という書きぶりであり、まだ予断を許しません。

ちなみに米国ではiPhoneのAT&T独占が近々解消されるという噂もありましたが、ふたを開けてみればiPadもAT&T独占でした。ドコモがiPad用SIMを取り扱うとなると、当然気になってくるのはソフトバンクの出方。桃源郷のように語られるドコモ版iPhoneの噂がまた再燃することにもなりそうですが、ひとまずは競争原理を楽しみたいところです。

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