完全新生プラットフォームとして発表されたWindows Phone 7 シリーズですが、肝心のサードパーティーアプリ開発環境についてSilverlight / XNA / .NETで書くといった断片的情報しか公開されておらず、詳しくは3月15日からの MIX または3月9日からのGDCに乞うご期待!とされていました。しかしGDCを前にして、Windows Phone 7 シリーズでのゲーム / アプリ開発について興味深いデモが披露されています。

マイクロソフトのTechnical Strategy 担当 SVP Eric Rudder 氏が TechEd Middle Eastで実演したのは、単一のプロジェクトからビルドしたゲームをWindows PC、Windows Phone 7 シリーズ、Xbox 360で動かすデモ。PCで遊んでいたゲームを中断したところからWindows Phoneで、帰宅したらXbox 360で続けて遊ぶという (ちょっとどうかと思う) シナリオです。

なにをもって「同一のゲーム」とするかは微妙なところではあるものの、デモのインディージョーンズゲーム (簡単な2D横スクロールアクション) は90%のコードを共有しており、残りはプラットフォームごとに違うキーボードや加速度センサ、コントローラなどの制御部分ほかと説明されています。デモに使われていたのはWindows Phone 7 発表イベントで初公開されたタッチスクリーンのプロトタイプ。実際にはマイクロソフトのいう「3スクリーン」それぞれに最適化したデザインが必要としても、オーバーヘッドをあまり考えなくてよいカジュアルゲームやアプリならば開発者の負担軽減が、ひいてはアプリの増加に期待できそうです。デモの抜粋動画は続きに掲載。まもなく開幕のGDCではWindows Phone (7)でのゲーム開発について複数のセッションや講演が予定されています。