iPhoneに接続されている怪しげな基板はハードウェア脱獄デバイス " iDongle "。アップル非公認アプリを起動可能にする脱獄 / Jailbreak はOSアップデートのたびに対策と回避のいたちごっこを繰り返しつつ、手順としてはPCと iPhone / iPod touch を接続してツールを実行するだけの1クリックにまで簡略化されていますが、iDongle は PC すら必要とせず再起動するだけで脱獄・アクティベートさせてしまうデバイスです。

本来は最近製造された iPhone 3GS や第三世代 iPod touch を blackra1nツールで脱獄させた場合、再起動のたびに「iTunesに接続してください」モードに入ってしまう問題を解決するために考案されたもの。ですが、未脱獄の iPhone (3.1.2まで) を単体で脱獄させることも可能です。開発はリンク先"My b0yfr13nd 1s a g33k" の renaud 氏。当人の解説いわく、最初のプロトタイプ 10個ほどはすでに配付してしまい、現在は購入予約で資金を募ってパーツの仕入れと量産を準備しているところ。

最新のアップデートによれば十分な資金が集まったらしく、4 - 6 週間後にはおそらくひとつ 30ユーロほどで購入可能になる予定とされています。そのころにはまたiPhone OSがアップデートされているような気もしますが、iDongleそのものはmini USB端子つきでソフトウェアアップデートが可能な設計とのこと。知らないうちに他人の iPhoneを脱獄させてしまうテロにも使えそうです。

Hack a Day
sourceiDongle