検閲介入の是非を巡って繰り広げられていたGoogle対中国は、中国版Google(Google.cn)の終了というかたちでひとまず落ち着くことになりました。今後Google.cnへのアクセスは香港版Google(google.com.hk)にリダイレクトされます。同社いわく、Google.com.hkは「検閲のない検索サービス」。香港にGoogle八分はないのかしら、といった些細な問題はとりあえず考えないことにします。

Google公式ブログによれば、中国国内での研究開発・営業活動は今後も継続されるとのこと。中国撤退! というわけではありません。またこの決定は米国のGoogle幹部によってなされたもので、中国国内の従業員に責務はないとも強調されています。

もちろんこの発表に対してはすでに多方面からの反応・反発が出ています。まず中国政府はGoogleが「中国市場参入の際に交わした約束を反故にした」、検閲停止の措置を「完全に間違っている」と主張。一方で米国政府は「両者が合意できなかったことを残念に思っている」とコメント。またGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリンは、あくまで社としての決めたことであって、米国政府が決定に関与していないことを表明しています。

sourceGoogle Blog, Xinhuanet, Yahoo!, New York Times