Palmが身売りを検討していると、ブルームバーグをはじめ多数のメディアが伝えています。ブルームバーグの「関係筋による情報」によれば、ゴールドマンサックスや、Frank Quattrone氏率いる投資銀行Qatalyst Partnersが、Palmの依頼をうけて買収先を探しているとのこと。具体的には、HTCやレノボが興味を示しているという話まで出ています。

なぜ身売りかというと、それはもちろん業績に問題があるから。Palmは先月の四半期決算で2200万ドルの純損失を計上し、株価が急降下していました。webOSを搭載した新生PalmがCESで見事なデビューを飾ったのはまだ一年ちょっと前のことですが、実際の端末はデビュー機のPreと弟機のPixi、そしてマイナーアップグレードバージョンのPre Plus / Pixi Plusに留まっており、iPhoneやBlackBerry、Android(というかDROID)に話題 を奪われがちな状況が続いていました。

身売りが本当なら、あとはどこが買うのか。ブルームバーグが言うようにHTCが買収すれば、スマートフォン製造に定評のある企業が独自プラットフォームを手に入れることになりますし、いま同社が手がけているAndroidやWindows Phoneへの影響も避けられません。レノボならばスマートフォン業への本格進出に繋がりますし、次世代プラットフォームを模索するRIMが買収に名乗りを挙げる可能性もあります。あるいはHP? マイクロソフト? モトローラ? Google? アップル? もちろん単独復活の可能性もないわけではありませんが、Palm日本再上陸を心待ちにしていた方は、意外な形で夢が叶ってしまうかもしれません。

[Thanks, Sean]