
仏Stantum社が、ピンチ・ズーム、スワイプといったデュアルタッチ操作が、シングルタッチにしか対応しない抵抗膜式タッチパネルでも可能となるWindows Mobile向けSDKを公開しました。マルチタッチ未対応の抵抗膜式タッチパネルでは二本の指でタッチするとその中間地点にスポットが当たりますが、SDKではそこから指の位置を逆算することで、デュアルタッチを擬似的に実現します。現在のところSDKはベータ版。昨年末に公開されたアルファ版に続くもので、新しく回転操作も認識できるようになっています。
SDKですのでアプリ側での対応は必須、簡単インスールですべてのアプリがマルチタッチ対応......というものではありません。気付けば最新のスマートフォンはほぼ静電容量式ばかりとなりつつありますが、抵抗膜式のほうが今も安価ですし、まだまだ利用者も多いはず。スタイラスだって使えます。続きには初期開発段階での実証動画を掲載。どこかに静電容量式タッチパネルを
軒並マルチタッチ対応にするSDKはないものでしょうか。
[Thanks,
David C.]
XDA Developers
※Engadget 日本版は記事内のリンクからアフェリエイト報酬を得ることがあります。
TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選」
TechCrunch Japan 編集部おすすめのハードウェア記事