マイクロソフトが Courier の製品化についてコメントしました。Courier はマイクロソフトの独自タブレットとして長くうわさになり、モックアップでの UI デモ動画で大きな注目を集めた 2画面「デジタルジャーナル」デバイス。マイクロソフトの広報担当VP Frank Shaw 氏の声明は:
マイクロソフトは常にあらゆる部門で、さまざまな新しいアイデアを検討しテストしています。たえず新たな技術を開発し暖めることを通じて生産性と創造性を培うのはマイクロソフトのDNAといえます。" Courier " プロジェクトはそうした取り組みのひとつであり、開発された技術は将来のマイクロソフト製品での採用が検討されるでしょう。しかし現時点において、そうしたデバイスを製造する計画はありません。
あらら。マイクロソフト番として知られる Mary-Jo Foley 氏のソースによれば、Courier は 社内のインキュベーションプロジェクト (Microsoft Researchの研究よりは製品に近いが正式な製品化ラインには達していない段階) として、2011年以降の製品化に向けて順調だったはずが、先週あたりに製品化中止の決定がなされたらしいとのこと。マイクロソフトの態度が変わった理由については不明。

マイクロソフトはもともと正式には" Courier " の存在や製品化を認めたことはありませんでしたが、デモどおりの UI が実現するなら、あるいは一枚板タブレットより見開きペン対応が欲しかったかたには残念な知らせです。とりあえず、画面上のどこかに(Courierの場合は画面のあいだのボーダーに) 目に見えるクリップボードを設ける仕組みは コピペ非対応のWindows Phone 7、あるいはWindows Touch の一部として採用してほしいものです。マイクロソフト KIN の「Spot」はある意味近い UIといえるかもしれません。
At any given time, across any of our business groups, there are new ideas being investigated, tested, and incubated. It's in Microsoft's DNA to continually develop and incubate new technologies to foster productivity and creativity. The "Courier" project is an example of this type of effort and its technologies will be evaluated for use in future Microsoft offerings, but we have no plans to build such a device at this time.