動画:グリッド式マルチタッチ楽器 LinnStrument

Haruka Ueda
Haruka Ueda
2010年05月17日, 午後 05:00 in LinnStrument
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LinnStrumentはロジャー・リンが開発中の電子楽器。縦横に並んだグリッドに触れることで演奏します。ピアノとギターの特長をあわせもっており、横ならびにはピアノと同様に一音づつ高く、縦にはギターと同様に四音づつ高くなるという仕組みです(「ギターは3弦と2弦のあいだがおかしな3音差になっているけど」とは本人の弁)。もちろんマルチタッチ操作に対応し、さらに同じグリッドでも圧力のかけ方によってピッチ(x方向)・音色(y方向)・音調(z方向)が変わります。続きにロジャー・リン自身による演奏動画を掲載していますので、まずはそちらをどうぞ。そもそもロジャー・リンって誰よという話は、とりあえず世界初のドラムマシン LinnDrumを開発した人くらいに留めておきます。また動画にLinnDrum 2の話は出てきませんので、念のため。

残念ながらというか予想どおりというか、LinnStrumentはまだプロトタイプの段階です。ではなぜいま公開したのかと疑問に思われるかもしれませんが、なんでも彼は開発をはじめた2006年から高解像度・高速反応・低価格なマルチタッチ対応素材を探しており、昨年になってようやくTouchCoという会社の素材が良さそうだと動画に出てくる試作の開発にまで至りますが、そのTouchCo社が米アマゾンにより(おそらく次期Kindle用途で)買収され一般販売を停止してしまったとのこと。現在はソフトウェア部分(Max/MSP)のみの開発に留まっている状態です。

「これまでできたところを公開して、多くの人にこの新しい電子楽器に興味を持ってもらいたい」とロジャー・リン。なにか良い素材に心当りのある方はぜひどうぞ。また「もしかするとJeff Bezosがこれを読んでくれるかもしれない」ともありますので、アマゾンCEOがお友達という方は知らせてあげて下さい。

[Thanks, Peter]

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