数多生まれては消えていった携帯ゲーム機史上でも特異な地位を占めつつある PSP go の話題。E3 2009での正式発表 (と、事前のリーク事件) から一年を経て、欧ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEE) の CEO Andrew House氏が PSP goの評価と総括を語っています。聞き手は英MCV Magazine。まず、そのものズバリな「PSP goは売り上げ的に成功だったのか」に対しては、「PSP go はPSPプラットフォームの成熟期に、消費者がなにを求めているかを学ぶために投入したものです。そして多くを学びました。成功かどうかは売り上げで判断されるのか?そうは思いません」。
さらに「PSP go を発売した理由のひとつは、消費者の行動がどう変化してゆくのかを学ぶためでした。PSP goこそユーザーの求める製品だというシグナルを受信していたのです。しかし、消費者はパッケージメディアのライブラリを好むことを理解すべきでした」。
たしかにPSP goは発売当初から(ニッチ向け)バリエーションモデルと位置づけられており、好評にしろ不評にしろ、実験としての意義は十分に果たしたとの評価のようです。ダウンロード対パッケージ以前に「3000より1万円高い」「すでに購入したUMDゲームの転送プログラムは発売