病院用ロボットというのは国内外でいろいろなものが考えられていますが、スコットランドではロボットが働くことを想定した病院が作られています。今年8月、ラーバートに開院する Forth Valley Royal Hospital がそれ。ロボットに与えられた任務は、食事やリネンの搬送、医療廃棄物の片付け、手術室の清掃、そして投薬です。

ロボット導入の利点として挙げられているのは、特に医療廃棄物の扱いの部分。「伝統的に、廃棄処理と清掃は同じ人間によって行われてきた」と、感染管理看護師のLesley Shepherdさん。「ここでは汚れたリネンや医療廃棄物を持ち運ぶための廃棄処理用ロボットがいて、食事や綺麗なリネンを搬送する清掃用ロボットがいる」通常、ロボットは人間とは異なる専用の通路を用いるうえ、廃棄処理用と清掃用では利用するリフトも異なります。

ロボット自体の機能に話を移すと、位置の認識には各所に設けられたレーザを利用。ロボット自身がドアの開閉をコントロールすることもできますし、センサを搭載しているので移動を邪魔しても押し退けられることはありません。職員はPDAを用いて、ロボットに指示を行えます。

手術ロボットDa Vinciなどを思い返すと、ブラックジャックにあったような完全ロボット病院まであともうすこしという雰囲気になってきましたが、病院によればあくまでロボットは人間を置き換えはせず、職員が患者に費やす時間を増やすためにあるとのこと。ちなみに写真はイメージ図で、実物はリンク先の動画で確認できます。