現行最新の 2.2 "Froyo" に続く次期 Android OS "Gingerbread" について、非公式な情報がいくつか出てきました。従来分かっていたのは最新のLinuxカーネルを採用すること (カーネル開発者 Brian Swetland)、リリースは今年第4四半期(以降) になること (WebMプロジェクトのFAQ) など。Mobile Review のリーク記事で知られる Eldar Murtazin がリンク先 Digetive のロシア語 Podcast で語った 3.0の特徴は:
  • 3.0系はハイエンド端末向け。要件を満たさない端末やローエンド端末向けには2.1 / 2.2系を継続。
  • ハードウェア要求仕様の厳格化。最低でも 1GHz プロセッサ、512MB RAM、3.5型画面などが必須。
  • HTC Sense など、メーカー独自 UI の基本的な廃止。
  • ユーザーインターフェースの全面的な刷新。エクレアで追加された「ギャラリー」アプリに似た3D効果を採用。
  • タブレットなど 4インチ以上の画面を備えたデバイス向けに、1280 x 760解像度のサポート。
  • リリースは10月半ば。採用デバイスの出荷は11月以降。
といったところ。現在のハイエンド向けに要求仕様を定め、UIの基礎部分についてはメーカーのカスタマイズを制限してより緊密な統合を狙うのは Windows Phone 7の基本戦略と同様。Android陣営は各社の自由なカスタマイズを許す一方で、最新端末のはずがなぜかOSバージョンが古くてアプリの非互換や基本機能の見劣りで悩んだり、アップデートの提供もメーカー / キャリアによってまちまちといった問題がありました。Googleが認めたわけではないうわさレベルではありますが、そもそも一社で完結している iPhone や 年末登場の Windows Phone 7とハイエンドで戦ってゆくための選択としては分かる話です。
Gizmodo, Unwired View