今年ホリデーシーズンに発売予定の Windows Phone 7 について、マイクロソフトがクラウド側サービスなどの新情報を公表しました。モバイルコミュニケーション部門 SVP の Andy Lees 氏がマイクロソフトのパートナー向けイベント Worldwide Partner Conference で語ったのは、3スクリーン + クラウド戦略の柱のひとつとなる Windows Phone 7 の重要性に加えて、Windows Phone 7 シリーズに無料で標準提供されるオンラインサービスとその「コンパニオンサイト」について。

Lees 氏の講演およびリンク先 Windows Phone 7 公式 blog の内容をまとめると、 "Windows Phone Live companion site" は Windows Phone 7 デバイスと対になるクラウド側サービス (のウェブサイト) 。マイクロソフトがWindows Mobile 時代から提供している My Phone、 あるいは iPhone でいう MobileMe のようなもので、バックアップされるのは連絡先、予定、タスク、OneNote ファイル、および写真など。容量は無料で25GB (つまり SkyDrive)。

同期・バックアップできるデータやコンテンツの詳細は述べられていませんが、現行の My Phone では写真だけでなく撮影したビデオ、音楽、任意のドキュメント、SDカード内コンテンツ、さらにテキストメッセージのOTAつまり携帯ネットワークを通じたバックアップ・同期に対応しています。単なるモノリシックなバックアップファイルを保存するのではなく、ウェブ側からデータの編集やコンテンツの保存・転送ができるのが特徴です。

さらに、紛失した携帯を探す機能も標準で提供されます。こちらは置き忘れたり盗まれた デバイスの位置をGPSで取得したり、リモートから「見つけて音」を鳴らす、中身を覗かれないようにロックする、内容を消去するなど。自動のクラウド同期や 紛失した携帯の発見サービスといえば iPhone の MobileMe でも提供されていますが、年間 9800円 (me.comメールと iDisk 合計20GB、連絡先・カレンダー・ギャラリー込み) に対して標準で無料 25GBはなかなか魅力的です。

また 発売スケジュールについても微妙な更新がありました。今年のホリデーシーズンに発売予定は変わらず「順調」、発売と同時に用意されるのは5か国語 (英、仏、独、伊、西)、マーケットプレースは17か国(日本含まず)で提供など。