「ゲーム界のウッドストック」こと QuakeCon で、id Software のジョン・カーマックが開発中タイトル『Rage』の iPhone版デモを披露しました。『Rage』は2011年に PCやPS3 / Xbox 360などで発売が予定されている3Dシューティングゲームで、次世代ゲームエンジン id Tech 5を採用した高度なグラフィックが特徴。id Tech 5は2007年のアップル WWDCで初披露されたため、壇上のスティーブ・ジョブズが idロゴを背負っている写真もあります。

今年のQuakeCon キーノートで公開されたのは、その次世代ゲーム『Rage』を iPhone 4で動かすテクノロジーデモ。ゲームのロジックは組み込まれていないものの、Rageのグラフィック上の先進性のひとつであるメガテクスチャを実装しつつ、60枚 / 秒の滑らかな描画を実現しています。 (メガテクスチャはタイルの組み合わせではなく単一の巨大なテクスチャをストリーミング展開することで、RAMの制限を回避すると同時にゲーム世界全体をくり返しのないディテールで覆う手法) 。

カーマックによれば、デモは iPhone 4で動いているものの、3GSでも実現可能。iPadではさらに高度なグラフィックになるとしています。iPhone版の Rage は PC などの「本編」より先に 2010年内に第一弾が発売予定。さらに2011年には、PCやゲーム機版と同時期にもう一本の iOS版がリリースされる見込みです。

追記:カーマックのTweetによると、iOS版は id Tech 5の iOS移植ではなく、新規に書き下ろしたコードで動いているとのこと。

QuakeCon.org