" Zeen " のコードネームでうわさされていた HP の Androidベースタブレットが正体を現しました。hp.com の製品ページに一時的に掲載されたのち取り下げられたのは、7型タブレットとプリンターのセット製品 Photosmart eStation C510。タブレット ( " Zeen " ) は Android 2.1 をベースにウェブブラウザやメール、SNSなど各種アプリを備え単体で使うことができ、プリンタ ( " Zeus " ) の大画面タッチ操作インターフェースにもなる製品です。

面白いのは、タブレット側が Facebook や写真共有サイト、写真管理、地図、電子書籍など紙に出力したい系アプリを備えていること。特に電子書籍に力が入れられており、 Barnes & Noble の" Nook " ストアに接続できます。読みやすさや柔軟性、使い捨て性能、軽さなど多くの点でまだまだあらゆる電子書籍リーダーデバイスを圧倒する「紙」に読みたいところだけプリントできるとすれば、書籍はもちろん定期刊行物の読者やお風呂読書派にアピールしそうな機能です。

一方で気になるのは、" Zeen " は 汎用の Android タブレットではなく、あくまで HPの TouchSmart UI と独自アプリで完結した製品になっている (らしい) こと。製品ページでは「Androidタブレット」としてのアピールはされておらず、Androidマーケットや Gmail アプリも提供されない (どころかおそらく Android OS にユーザーかは触れない) と考えられます。が、正式発表の時点では変わるかもしれません。

現在は取り下げられているページによれば、Photosmart eStation C510 の価格は399ドル。タブレットとプリンタがセットになった価格です。タブレット単体版は発売されるのかどうかも不明確。発売時期は9月20日前後とされていますが、情報提供者によればさらに遅れる可能性もあります。HP は Palm を買収して webOS をさまざまな製品に導入すると公言しているため、以前から開発が進行していた " Zeen " 以降のタブレット製品は webOSベースになるはずです。続きは中国でリークされた " Zeen " のプロトタイプ写真。