「良いゲーム」の条件かどうかはさておき、目新しい発想でありつつひと目で理解できる種類の作品があります。 iOS対応の「地球防衛フォントアクション」ゲーム『フォント・モンスター』もそのひとつ。要は表示されたお題を打ち込んでクリアするタイピングゲームの一種で、敵モンスターが文字の組み合わせでできているのがポイントです。開発は「がんばれ森川君2号」や「くまうた」の森川幸人 氏率いる株式会社 muumuu。

襲ってくる (降ってくる) 文字や単語を打って倒すゲームはテキスト表示しかできない太古のコンピュータからある古典的なアイデアですが、『フォント・モンスター』では文字がアナログに回転・拡大・変形したり重なりあっているため、左右に動きながら迫るモンスターのパーツを判別しつつ打ってゆく認知パズル的な要素が加わっています。

アプリとしての仕様はシングルバイナリで iPhone / iPod touch / iPad に対応。「HD」版別売りではありません。無料版と230円の有料版があり、無料版では10種類のモンスターが、有料版では60種類のモンスターが登場します。有料版では倒したモンスターをカタログにコレクションして選択して遊べる機能もあり。実際のプレイの様子は続きに掲載した動画をどうぞ。

フォント・モンスター (有料版 230円):(iTunes リンク)
フォント・モンスター (無料版) (iTunesリンク)


「体の構成要素が文字」と聞いてすぐに思い浮かぶ部位破壊の要素はなし。足を先に壊して止める、羽根を打って落とすといった戦略はなく、モンスターの文字を素早く読み取ることに集中するシンプルなゲーム性です。ただしモンスターは近寄ってくるだけではなく、有料版ではさまざまな動きや能力(?)で挑戦してきます。たまに「なんだそりゃ」といいたくなるモンスターの構成がゲームの要。