MMOゲーム向けマウス Naga Epic の発売を控えるRazer が、今度はMMO仕様キーボード Anansi を発表しました。ナーガは左側面に12個のキーグリッドを備えた特異なデザインでしたが、アナンシは左側に5つキーが増えているほかは一般的なテンキー付きQWERTYキーボードと変わらない配列です。MMOゲーム仕様をうたう最大の特徴は、スペースキーの下に7分割された親指キーを備えていること。

このT1からT7キーを シフトやCTRL、ALTのようなモディファイアとして使うことにより、通常のさらに7倍 (8倍?)のコマンドを1ストロークで入力することができ、ゲーム内のあらゆる状況に応じた魔法の呪文なり道具なり特殊技能なりを一瞬で呼び出すことができるというわけです。

そのほかの機能は100以上のカスタマイズ可能キー、ゲーム中にキー操作の組み合わせを記録・再生できるオンザフライマクロ、即座に切り替えられる20のカスタマイズプロファイル、複数キー同時押しの制限(Ghosting)が少ないキーマトリクス、Windowsキーを無効にするゲーミングモードオプション、応答速度が速く耐久力に優れたHyperesponse キー、メディア再生キー、RGB各8bit 16M色から選べるバックライトなど。

価格は米ドルで$99.99、ユーロでも99.99。12月に各国で発売予定。いわゆる富士通親指シフトキーボードとは縁もゆかりもないゲーマー向け製品ですが、Tキーの位置的にはソフトさえ騙せれば変則日本語入力キーボードとして使えないこともなさそうです。「アナンシ」はアフリカの伝承に登場する、クモの姿をしたトリックスターの名。Razer のキーボードはブラックウィドーやら Lycosa、Arctosa など蜘蛛の名前がついています。