iPadが我々になにをもたらしたのかはまだまだ議論の余地がありそうですが、とりあえず多機能で安価な電子楽器として十二分に楽しんでいる方は多いのではないでしょうか。残念ながらiOS端末はMIDIに対応していないため、他の電子楽器やPCと組み合わせて楽しむには限界がありましたが、そんな状況も近々終わりを迎えそうです。Create Digital Musicは、まもなくリリース予定のiOS 4.2でMIDIまわりのAPIがひととおりサポートされると報じています。

記事によると、iOS 4.2で新しく利用できるようになるCore MIDI Frameworkでは、他のMIDI製品と繋げる方法がふたつ提供されているとのこと。ひとつめは、いよいよ名前が体を表わしていないCamera Connection Kitを使って、外部音源とUSBで接続する方法。もうひとつはWiFiを利用する方法。後者のほうがスマートに見えるかもしれませんが、アップル独自規格なので、すくなくとも今のところiOS端末同士、あるいはMacと接続するくらいしか用途はありません。

というわけで何ができるのか。続きにはPianist Proの開発バージョンをiPad上で動作させ、外部のMIDI音源(キーボード)を鳴らす様子を動画で掲載しています。注意点として、Camera Connection KitのUSBバスパワーが非力なため、外部音源には別途電源を用意したほうがいいとのこと。もちろんiPadだけでなく、iPhoneやiPod touchでもMIDIの恩恵を受けられそうです。音楽アプリ分野がまた賑やかになることは間違いなし。アップルのさらなるサポート(まともなケーブルとか)にも期待しましょう。