著作権法の改正により、DVDのリッピング(CSS解除)などが違法となる見込みになったと各紙が報じています。これは12月3日に開催された文化庁 著作権分科会 法制問題小委員会 第11回会合の議論を受けたもの。JEITA、JVA、ACCSといったお馴染みのメンバーが名前を連ねる小委員会 技術的保護手段ワーキングチームが、CSSやB-CASといった暗号技術を解除する行為や、マジコンの利用など著作権保護技術を回避する行為を規制するという内容の改正案を提案し、委員会全体でも「大きな修正意見はなし」という結論に落ち着いたことから、来年にもこの案に沿った法改正が行われる見込みが強まりました。

ちなみに、一時流行ったCCCDなどコピーコントロール系保護技術の回避についてはすでに1999年の著作権法改正で規制済。法が改正された頃には誰もDVDリッピングなどやっていないという可能性もありますが、デジタルコンテンツの利用がますます拡大していく中で、使い方を制限しておきたい業界(予告編を早送りできないとか)と、それを逃れたい利用者(プレイヤーが絶滅したときのためにメディアをデータ化しておきたいとか)との駆け引きは今後も激しくなりそうです。